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荒木経惟 / ARAKI Nobuyoshi

荒木経惟写真全集 第6巻 東京小説

荒木経惟写真全集 第6巻 東京小説

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荒木経惟による『荒木経惟写真全集 第6巻 東京小説(The Works of Nobuyoshi Araki 6: Tokyo Novel)』は、全20巻からなる写真全集の一冊であり、都市・東京を舞台に約30年にわたるイメージを編み上げた作品集。電通在籍時代の1960〜70年代に銀座などで撮影された初期作から、退職後にペンタックス6×7で街を歩きながら捉えたスナップ、さらには1992年の「事情聴取」展に関連する作品まで、多様な写真群を収録している。

街の断片、風俗、出来事、そして個人的な体験が撮影順に並置される構成は、都市の記憶と時間を層のように浮かび上がらせ、一冊の“私小説”として立ち上がる。断片的でありながら連続するイメージは、荒木自身の視線と身体を通過した東京のリアリティを生々しく伝え、写真による語りの可能性を拡張している。

巻末には、磯崎新による批評「小説をひとり語りするシャーマン」と、作家自身のテキストを収録。都市と個人の関係を写真によって書き記す、荒木経惟の方法論が凝縮された一冊。

[タイトル] 荒木経惟写真全集 第6巻 東京小説 The Works of Nobuyoshi Araki 6: Tokyo Novel
[出版元] 平凡社
[出版年月日] 1996年5月20日
[ページ数] 304頁
[大きさ] 約150*225*25mm
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] アラキノブヨシシャシンゼンシュウ ダイ1カン ガンシャ
[著者・編者等]荒木経惟/著、鈴木成一デザイン室/ブックデザイン、門崎敬一/編集、畑中章宏/編集、足立享/編集、
[印刷] 凸版印刷/印刷、大口製本印刷/製本
[ISBN]4582664067
[状態] 中古 【5】並(経年薄ヤケ)
[付属品] -
[掲載本] -
[関連展覧会] -


荒木経惟(あらき・のぶよし)1940-

1940年5月25日、東京都台東区三ノ輪に生まれる。
1959年、千葉大学工学部写真印刷工学科に進学し、1963年に卒業。卒業後、電通に入社し宣伝用カメラマンとして活動。1964年には「さっちん」で第1回太陽賞を受賞し、写真家としての存在感を示す。

1971年、同僚の青木陽子との新婚旅行を記録した私家版写真集『センチメンタルな旅』を発表し、“私写真”のスタイルを確立。1972年に電通を退社してフリーランスとなり、ヌード、都市風景、花、愛猫チロ、妻・陽子との日常、街角スナップなど、多彩な被写体を撮影。日常の断片や私的情感を前面に押し出す作風は、写真界に新たな潮流を生み出した。

1980年代以降は中判カメラのペンタックス67やプラウベル・マキナ67、ライカなどを用いた密度の濃い日常写真を展開。被写体への親密な視線と湿度のある描写で、私的空間と公共空間の境界を曖昧にする表現を追求。約500冊を超える写真集を刊行し、国内外で高く評価される。

主な写真集には『センチメンタルな旅』(1971)、『東京日和』(1977)、『写狂老人A』(1990)、『写真私情主義』(2000)、『荒木経惟写真全集』(2008)などがある。

受賞歴には太陽賞、オーストリア科学・芸術勲章、第6回安吾賞、第54回毎日芸術賞特別賞などがある。現在も撮影を精力的に続け、日本を代表する現代写真家として世界的に知られる存在。

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