郷土の玩具 カラー版
郷土の玩具 カラー版
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日本各地に受け継がれてきた郷土玩具を、豊富な図版と解説で紹介する一冊。
素朴な造形や色彩のなかに、土地の風土や信仰、暮らしの記憶が息づく玩具の魅力を丁寧に掘り下げている。
撮影を担当する薗部清は、民芸や工芸、生活文化を主題に数多くの仕事を手がけてきた写真家で、対象の持つ質感や空気感を静かに写し取る表現に定評がある。
解説の斎藤良輔は、郷土玩具や民俗資料の研究・紹介に長く携わってきた人物で、玩具の背景にある歴史や意味を的確に読み解く。
本書は、両者の視点が交差することで、郷土玩具を「見る楽しさ」と「知る面白さ」の両面から味わえる内容となっている。
【掲載玩具(掲載順・一部抜粋)】
火伏せだるま(宮城)/弘前馬コ(青森)/金ベコ(岩手)/なまはげ(秋田)/鳩笛(青森)/えじこ(秋田)/肘折こけし(山形)/鳴子こけし(宮城)/三春駒(福島)/笹野彫り(山形)/祝木(秋田)/鹿踊り(岩手)/サッパ船(宮城)/権現さん(岩手)/イタヤキツネ(秋田)/ニポポ(北海道)/宝来船(山形)/犬張り子(東京)/獅子頭(埼玉)/今戸の土人形(東京)/うずまの鯰(栃木)/きびがら細工(栃木)/烏うちわ(東京)/子持ちだるま(山梨)/八幡起き上がり(石川)/のろま人形(新潟)/首人形(静岡)/回りねずみ(愛知)
[タイトル] 郷土の玩具 カラー版
[出版元] 家の光協会
[出版年月日] 1978年
[ページ数] 195頁
[大きさ] 約223*312*34mm, 1495g
[フォーマット] ハードカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] キョウドノガング カラーバン
[著者・編者等] 薗部清/写真、斎藤良輔/解説
[印刷]
[ISBN] 0072542410301
[状態] 中古 【6】並上~並
[付属品] 函
[掲載本]
[関連展覧会]
薗部 澄(そのべ・きよし)
1921年、東京市京橋区佃島(現・中央区)生まれ。写真家。
1937年に書店・金松堂で奉公し、ブロマイド販売を通じて暗室作業に携わる。1940年より双美商会で撮影と暗室を担当。
1943年、東方社に入社し、木村伊兵衛に師事する。戦地から復員後、1947年にサン・ニュース・フォトスで木村の助手を務め、『週刊サン・ニュース』の撮影・暗室を担当。
1950年、岩波映画製作所に入社し「岩波写真文庫」で約60冊の撮影を手がけ、1957年にフリーランスとなる。
民具、郷土玩具、寺社、風土など日本の生活文化を主題とした写真で高い評価を受け、日本写真協会賞や文化庁芸術選奨文部大臣賞を受賞。
代表作に『日本の郷土玩具』『日本の民具』『日本の土人形』など多数。
1996年逝去。
斎藤 良輔(さいとう・りょうすけ)
1911年、群馬県伊勢崎市生まれ。
玩具研究家、新聞記者。旧制太田中学校を経て、1935年に早稲田大学文学部英文科を卒業。
1936年、朝日新聞社に入社し社会部記者として活動、戦時中は応召を経験する。戦後は編集出版局を経て、1954年より『週刊朝日』副編集長を務め、1966年に定年退職後は同社客員となる。
退職後は玩具研究に本格的に取り組み、日本各地の郷土玩具や玩具文化の歴史・背景を調査・紹介。1970年からは女子聖学院短期大学講師も務めた。『郷土玩具の話』『日本の郷土玩具』『昭和玩具文化史』など著書多数。
辞典編纂や写真家との協働による編集書も多く、日本の玩具研究を牽引した第一人者の一人。
1996年逝去。
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