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原芳市 / HARA Yoshiichi

原芳市コレクション 淑女録

原芳市コレクション 淑女録

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1982年に自費出版した『ストリッパー大百科』で知られる原芳市が、身体と人間の実在により深く向き合った転機的作品である。
写真家 E・J・ベロックが1910年代のニューオーリンズで娼婦たちを撮影していたことを知った原は、その写真に強く触発され、友人から借りた4×5インチカメラで撮影を開始する。

初めて大判カメラを使用して撮影した、前衛舞踏家の1枚が忘れられなかった。そしてピンクサロン嬢、ダンサー──最初に撮影した3人の写真は、暗室の壁に貼られ繰り返し見たという。それが本書『淑女録』の出発点となった。

その後、ストリッパーやホステス、モデル、女将、ミュージシャンなど、多様な女性たちのヌードポートレートには、「本物の身体」を求め続けた原の切実な視線が刻まれている。

製本は杉浦康平と鈴木一誌による。


[タイトル] 原芳市コレクション 淑女録
[出版元] 晩聲社
[出版年月日] 1983年11月8日(初版)
[ページ数] 頁付きなし
[大きさ] 約218*303*13mm, 780g
[フォーマット] ハードカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] ハラヨシイチコレクション シュクジョロク
[著者・編者等] 原芳市/著、杉浦康平+鈴木一誌/造本
[印刷] 福音印刷/印刷(名村義人/印刷人)
[ISBN] 0036-8301296999
[状態] 中古 【6】並上~並(カバー天僅かにヨレ)
[付属品] 雑誌「クールガイ」切抜2枚(1984年4月号)
[掲載本] 
[関連展覧会] 


原芳市(はら・よしいち)1948-2020

1948年、東京都生まれ。
千代田写真専門学院中退。
1970年代より写真制作を開始し、1973年に初個展「東北残像」を開催。1978年、自身の版元〈でる舎〉より写真集『風媒花』を自費出版。

ストリップ劇場の踊り子や性風俗に生きる女性たちを主題とした作品で注目を集め、写真と文章を併せた『ぼくのジプシー・ローズ』(1980)で第17回準太陽賞を受賞。
4×5判大型カメラによるポートレイト集『淑女録』(1984)、集大成的作品『曼陀羅図鑑』(1988)などを刊行。
2000年代以降は作風を転じ、『現の闇』『光あるうちに』『常世の虫』など、夢と現実の境を漂う濃密なスナップショットを発表し高い評価を得た。
2012年、第24回写真の会賞、2015年、日本写真協会賞作家賞受賞。
2020年逝去、享年72。

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