西山温泉 (サイン入り)
西山温泉 (サイン入り)
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1974年、山梨県早川町の山奥にあった湯治場「西山温泉」を撮影した、橋本照嵩の写真集。
長逗留しながら湯に浸かり、歌い、食べ、眠る──。高度経済成長の時代にもまだ残っていた、日本の湯治文化と共同体の空気を濃密に記録した一冊。
木造三階建ての宿、湯気に包まれた浴場、歌声の響く宴会、湯に浮かぶ身体、くつろぐ人々。橋本は数日を共に過ごしながら、外から眺めるのではなく、その場に入り込み、笑い合いながら撮影を続けた。
本人のテキストにもあるように、「泳げたいやき君」や「女のみち」を歌う女性たち、湯の中で日光浴する人々、裸のまま談笑する空間には、現在ではほとんど見ることのできない湯治場特有の濃密な時間が流れている。
橋本の湿度を帯びた視線によって、単なる記録写真ではなく、人々の身体感覚や土地の匂いまでが写し出されている点が印象的。
戦後日本の民俗、共同体、旅、土地に残る文化を撮り続けてきた橋本照嵩の隠れた作品のひとつ。
[タイトル] 西山温泉
[出版元] 禅フォトギャラリー
[出版年月日] 2014年
[ページ数] 104頁
[大きさ] 約28321713mm / 554g
[フォーマット] ソフトカバー、カバー付
[言語] 日本語、英語
[タイトルよみ] ニシヤマオンセン
[著者・編者等] 橋本照嵩/著・編集、羅苓寧/編集・デザイン
[印刷] 紅藍彩藝印刷/印刷
[ISBN] なし
[状態] 中古 サイン入り【10】極美
[付属品] カバー
[掲載本] ‐
[関連展覧会] 2014年「西山温泉」(禪フォトギャラリー)
橋本照嵩(はしもと・しょうこう)1939-
宮城県石巻市生まれ。写真家。
1963年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1970年代初頭より、盲目の旅芸人「瞽女」の巡業生活を長期にわたり撮影し、1974年刊行の写真集『瞽女』で日本写真協会新人賞を受賞。同年、「15人の写真展」(東京国立近代美術館)に荒木経惟、中平卓馬、森山大道らとともに参加し、作品は同館に収蔵された。
土着的な風景や民俗、旅芸人、温泉地、被災地など、日本各地に残る土地と人々を主題に制作を続ける。木村伊兵衛が「臭ってくる写真」と評したように、土地の湿度や匂い、人々の気配まで感じさせるような強い身体感覚を伴った作品で知られる。
代表作に『瞽女』『北上川』『西山温泉』『山谷 1968.8.1-8.20』『石巻』など。2011年以降は東日本大震災後の故郷・石巻を継続して撮影している。
主な受賞に日本写真協会新人賞。作品は東京国立近代美術館に収蔵。
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木村伊兵衛、北井一夫、村上仁一、山谷佑介
