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北井一夫 / KITAI Kazuo

過激派の時代

過激派の時代

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過激派と呼ばれた学生運動の内部から撮影された、北井一夫によるドキュメンタリー写真集。

1964年から1968年までの5年間、全学連や全共闘などの学生運動に身を置きながら撮影した写真群を、北井自身が改めて選び直しまとめた一冊。米原子力潜水艦寄港阻止デモ、日韓会談反対運動、ベトナム反戦運動、10・8羽田闘争、三里塚闘争、大学バリケードなど、高度経済成長期の日本を揺るがした現場が収録されている。

本書の大きな特徴は、運動を外部から取材した記録ではなく、「その中の一人」として撮影された写真であることにある。デモや集会の高揚感だけではなく、仲間たちの表情や疲労、待機時間の空気、運動の周辺に漂う日常までもが写し出されている。

当時、警察の追及を逃れるため、北井はネガとベタ焼きを隠し続けながら転居を繰り返した。本書では、そのスケッチブックに残されていたベタ焼きを含め、高精度デジタルリマスターによって半世紀ぶりに蘇った写真群を収録している。

のちに『村へ』『いつか見た風景』などで知られる北井一夫の原点ともいえる仕事であり、日本の戦後写真史と1960年代社会運動史を考えるうえでも貴重な記録となっている。

[タイトル] 過激派の時代
[出版元] 札幌宮の森美術館/発行、平凡社/販売
[出版年月日] 2020年10月21日
[ページ数] 224頁
[大きさ] 約150*210*21mm / 520g
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語、英語
[タイトルよみ] カゲキハノジダイ
[著者・編者等] 北井一夫/著、久保田マリア/デザイン
[印刷] 日本写真印刷コミュニケーションズ/印刷・製本
[ISBN] 9784582278330
[状態] 中古【9】美
[付属品] なし
[掲載本] ‐
[関連展覧会] ‐

北井一夫(きたい・かずお)1944-

中国・鞍山(旧満州国)生まれ。写真家。
日本大学芸術学部写真学科在学中の1965年、自費出版写真集『抵抗』を刊行。1960年代後半には学生運動や三里塚闘争を内部から記録し、日本のドキュメンタリー写真を代表する存在として注目を集める。

1970年代以降は『村へ』『渡し船』『いつか見た風景』『フナバシストーリー』などを発表。失われつつある農村風景や地方の暮らし、新興住宅地の日常へと視線を向け、日本人の生活と風景の変化を継続して記録した。

代表作に『抵抗』『三里塚』『村へ』『いつか見た風景』『フナバシストーリー』『道』など。

主な受賞に日本写真協会新人賞(1972年)、第1回木村伊兵衛写真賞(1976年)、日本写真協会賞作家賞(2013年)。

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中平卓馬、森山大道、東松照明、井上光晴

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