雲隠れ温泉行き (サイン入り)
雲隠れ温泉行き (サイン入り)
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現実から逃げるように各地の温泉地を巡るなかで撮影された、村上仁一のファースト写真集。
噴き上がる湯煙、削られた岩肌、薄暗い浴場、酔客、路地、夜の気配──。日本各地の鄙びた温泉地を舞台に、享楽と疲労、孤独と親密さ、生と死の気配が入り混じる風景が、粗い粒子のモノクロームで写し出されている。
村上は20代後半、一度写真から距離を置いたのち、温泉地を巡る旅のなかで再び写真へ向かい始めた。本作には、観光的な温泉風景ではなく、土地に滲む湿度や人間臭さ、逃避と陶酔の感覚が色濃く刻まれている。
森山大道は帯文で「逃亡者が居直って確信犯となった」と評し、飯沢耕太郎は「時代を超越した“日本”の空気感」と述べている。瀬戸正人による「好きで好きでたまらないニッポンがここに滲んでいる」という言葉も印象的。
荒々しい粒子と強いコントラストによって、時間から取り残されたような温泉街の空気が浮かび上がる一冊。
⚫︎第5回ビジュアルアーツフォトアワード大賞受賞作品
[タイトル] 雲隠れ温泉行き
[出版元] 専門学校ビジュアルアーツ
[出版年月日] 2007年
[ページ数] 112頁
[大きさ] 約22029015mm
[フォーマット] ソフトカバー
[言語] 日本語
[タイトルよみ] クモガクレオンセンユキ
[著者・編者等] 村上仁一/著
[印刷]
[ISBN] 9784861521300
[状態] 中古 サイン入り【6】並上~並
[付属品] 帯
[掲載本] ‐
[関連展覧会] ‐
村上仁一(むらかみ・まさかず)1977-
東京都生まれ。写真家、編集者。
大学卒業後、東京ビジュアルアーツで写真を学ぶ。在学中の2000年、第16回写真「ひとつぼ展」グランプリ、第5回ビジュアルアーツフォトアワード大賞を受賞。
現実から逃げるように巡った日本各地の温泉地を撮影したシリーズをまとめ、2008年に写真集『雲隠れ温泉行き』を刊行。荒々しいモノクロームと、土地に滲む湿度や人間臭さを捉えた作品で注目を集める。
2008年より『日本カメラ』編集部に在籍し、写真家の作品集や著書の編集にも携わる。2021年には合同会社PCTを設立し、Webサイト「Photo&Culture, Tokyo」を運営。2022年創刊の写真雑誌『写真(Sha Shin)』(ふげん社)では編集長を務めるなど、写真文化を支える編集者としても活動している。
代表作に『雲隠れ温泉行き』『地下鉄日記』『夢の又夢』など。
主な受賞に第16回写真「ひとつぼ展」グランプリ、第5回ビジュアルアーツフォトアワード大賞。
< Related Figures >
森山大道、瀬戸正人、飯沢耕太郎、金村修
