A Life with Camera YOSHIHIKO UEDA(サイン入り)
A Life with Camera YOSHIHIKO UEDA(サイン入り)
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上田義彦による作品集『A Life with Camera YOSHIHIKO UEDA』は、1982年のデビュー以来、広告、ポートレート、風景、静物、スナップと領域を横断してきた30年以上の歩みを集成した一冊。約600ページに及ぶ本書には、膨大なプリントアーカイブから作家自身が選び、配列し、構成した作品群が収められ、上田義彦の視線の変遷と持続をたどることができる。
収録作は、1980年代に撮影されたAndy WarholやRobert Mapplethorpeのモノクロポートレートにはじまり、Patti Smith、Ray Charlesらのカラー作品、さらに蒼井優、樹木希林、木村拓哉、北野武らの肖像へと連なる。中盤以降には『Flowers』『Materia』『River』などの代表的シリーズも収録され、個人作品とコマーシャルワークが自然に交差する構成となっている。
上田の写真に一貫して見られるのは、被写体を強く演出するのではなく、その場に漂う光や空気、静かな気配を丁寧にすくい上げる姿勢だろう。巻頭テキストで語られる「写真とは、眼差しのことだ」という言葉の通り、本書に並ぶ作品群は、被写体の記録であると同時に、作家自身が世界と向き合ってきた時間の痕跡として読むこともできる。上田義彦という写真家の全体像に触れるうえで、有力な入口となる一冊。
[タイトル] A Life with Camera YOSHIHIKO UEDA
[出版元] 羽鳥書店
[出版年月日] 2015年4月10日(初版)
[ページ数] 586頁
[大きさ] 約239*311*43mm / 2,270g
[フォーマット] ハードカバー
[言語] 日本語、英語
[タイトルよみ] ア ライフ ウィズ カメラ ヨシヒコ ウエダ
[著者・編者等] 上田義彦/著・編集、菅付雅信/編集、中島英樹/装丁・編集、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト/文
[印刷] サンエムカラー/印刷・製本
[ISBN] 9784904702536
[状態] 中古 扉にサイン【5】並(カバーヤケ・天少イタミ)
[付属品] 帯
[掲載本] -
[関連展覧会] -
上田義彦(うえだ・よしひこ)1957-
1957年、兵庫県生まれ。
日本を代表する写真家のひとり。1979年に大阪写真専門学校(現・大阪ビジュアルアーツ・アカデミー)を卒業後、福田匡伸、有田泰而に師事し、1982年に独立。広告写真の分野で頭角を現す一方、ポートレート、風景、建築、舞台芸術など幅広い領域で作品を発表してきた。
代表作に、ネイティヴ・アメリカンの聖域の森を撮影した『QUINAULT』、舞踏家・天児牛大を追った『AMAGATSU』、家族の日常に静かに寄り添った『at Home』、屋久島の自然を主題とする『Materia』、30年以上にわたる活動を集成した『A Life with Camera』などがある。被写体の表層をなぞるのではなく、光、気配、時間の層までも写しとるような写真表現で広く知られる。
東京ADC賞、ニューヨークADC賞、日本写真協会賞作家賞など受賞多数。2011年には東京湾岸にGallery 916を開設し、写真文化の発信にも取り組んだ。2014年から2025年まで多摩美術大学教授を務め、後進の育成にも携わる。2021年には映画『椿の庭』で監督・脚本・撮影を手がけるなど、現在も写真表現の領域を横断しながら活動を続けている。
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